こんにちは!
W.Oです。
今日は少しだけ技術的なお話しをしたいと思います!
現在新築工事を行っているO様邸では、
全て 120角の柱 を使用しています。
写真は 現在のO様邸 内部壁下地の状況です。
断熱材を張ってある側が【大壁】、奥が【真壁】となります。
それぞれの収まりをまとめてみましたのでご覧ください。
写真は 真壁と大壁の平面図です。
今回、O様邸では 内部側で化粧柱をみせる箇所 があるため、
そのエリアだけは 【真壁】 の収まりとなっています。
他のエリアは柱を石膏ボードで隠してしまう【大壁】となります。
一般的に 真壁 は 和室 に用いられることが多いです。
真壁は、化粧の柱を壁からみせるため、
大壁と比べて間柱の厚みを削って調整しています。
一方大壁では柱を隠したいため、今回は柱に直接石膏ボードを張ります。
平面図の写真には載っていませんでしたが、
石膏ボードを張る際、柱と柱の間に 桟 が横に入ります。
桟 の役割は、石膏ボードを張る際に柱や間柱以外にビスを打てるようにするために入れます。
ここで写真を1枚ペタリ。
お気づきでしたでしょうか。
1枚目の写真をよ~~くみると間柱の1部に溝があります。
これは石膏ボードを張るときの 桟 を入れるためのものでした。
このことを現場で大工さんに教えて頂き、思わず「なるほど~」と声が出ていました。
真壁と大壁の違い。収まりによって材料の厚みを調整したり、材料が必要だったり・・・
日々勉強ですね!
今後も疑問に思ったことは知識として蓄えながらblogにて保管できればと思います。
それではまた!
真壁と大壁